私たちのこと


会社概要

社名    株式会社篠原製菓
設立    平成28年9月1日(創業昭和33年)
所在地   〒123-0852 東京都足立区関原3-1-12
TEL      03-3886-6757
FAX     03-3840-0150
MAIL      info@shinoharaseika.jp
事業    日本の伝統菓子「おこし」を世界に発信するための製造販売
代表    代表取締役 田中佑樹
直売所   東京都足立区関原3-1-14(隣接工場)
営業時間  平日9時~17時 ※土・日・祝日お休み

下記販売店様にてお取り扱い中

紀ノ国屋様
成城石井様(現在販売中止中)
JR東日本のもの東京駅店様
クイーンズ伊勢丹様
AKOMEYA様
ナチュラルローソン様
浅草仲見世店舗様
楽天市場店 https://www.rakuten.co.jp/shinoharaseika/
DEAN&DELUCA様
ヤマダストアー様
堀内果実園様                                        榮太樓總本舗様                                       亀十様                                                  豆徳様                                           カルディコーヒー様(季節限定)                                                                          歌舞伎座様
※一部抜粋
※取り扱いの無い店舗もございます。

商品開発の過程

私が入社した時は第一世代のいわゆる雷おこしのみを製造しておりました。

第一世代の「おこし」はお土産販路に限られていた為、観光客の増減が生産量に大きく影響します。

仕事がない時期がある為、家族経営では成立するものの事業拡大が難しい状況でした。

そこで広く安定的に注文を頂く為に、第二世代の「豆板」を作りました。

主原料であるパフと副原料的に入れていた落花生の配合比を逆にしたもので、試作してみたらすごく美味しいと感動したのを覚えています。

第二世代では落花生が主役でしたが、この主役をアーモンドに変え、洋風な味付けに挑戦したものが第三世代です。

落花生とアーモンドの仕入れ原価は約3倍するので、電卓を叩いてみた所得意先に提案できる単価でない事に愕然とし諦めかけていた時にたまたま紀ノ国屋様で販売して頂く事が決まりました。

そしてこれが今までの私達の常識を覆す程多くご注文を頂く事となり自信になり、「多少高くても美味しいものを作る事が私達の価値」だと思えました。

原材料に拘りを持つようになり、菓子業界では主流である安価な菜種油から酸化しにくい100%米糠由来のこめ油を、目隠しをして食味した結果、一番美味しいと感じた北海道産てん菜糖へ上白糖から変更する等、健康面にも配慮した原材料選びをするようになりました。

そしてついにおこし作りにおいて欠かせないはずのパフを一切使わずに、ナッツとドライフルーツだけでキャラメリゼした第四世代のキャラメルアーモンドプラリネが誕生しました。

現段階においてはこの世代の商品がなければ私達は潰れていたと言っても過言でない位コロナ禍においても出荷量が安定し、またこの商品をベースに各取引先の専用商品などが誕生しております。

唯一の弱点は食感が硬いという事で、現在最新である第五世代はベースとなるアーモンドを砕く事で食感を良くし、北海道産のバターとクリームをたっぷり使用して本格キャラメリゼに仕立てました。

 

創業昭和33年おこし専門店 みなさまに下町の伝統を。

私は、海外生活を経て日本の素晴らしさに気づかされました。人生が変わる程の感動でした。そして帰国後は伝統的な分野に携わりたいと思っていた所、篠原製菓を廃業する話を祖父から聞き、後を継ぐ覚悟を決めました。2014年の話です。

祖父からの教えは「良いものは永く愛される」という事。新商品開発の際は「自分たちが心から美味しいと思う」「また買いたいと思う」この2点を判断基準としております。

日本の最古のお菓子の一つと言われているおこしは、食材と食材を組み合わせて蜜で固めて成型するという独特の製法を持っております。地域の特産品を使用する事や、その地域で人気の食材を使用する事ができるのです。つまり日本の伝統を背負って、国・年齢・性別問わず、世界に向けて発信できるお菓子なのです。

かつて私が味わった人生が変わるほどの感動を与え、お召し上がり頂いた方の生活に潤いをもたらす事ができればいいなと、そんな事を私達の最大の目標としております。                

代表取締役 田中佑樹

「63年と5分」の技術をつなぐ為に。

篠原製菓看板商品「東京雷おこし」は1度に400本を約5分で作ります。たったの5分と思われるかもしれませんが、弊社創業が昭和33年、今日まで約63年、先代から2代目迄の63年と5分の味であります。

この63年と5分の長く培われてきた思いと技術を次の世代に残しつつ、ご満足頂けるお味を目指し、弊社製品に向き合っております。

私はお菓子を「なにげない日常に潤いをもたらすもの」と解釈しております。潤いをもたらす事で、人と人との潤滑油となり、日常が豊かになれば幸いでございます。

どうぞ、63年と5分のお味をご賞味ください。お問い合わせお待ちしております。                      

販売責任者  松澤良平 

スタッフ紹介